シンガポールチャンギ空港で乗り継ぎの時や、早めに空港に到着した時に、ジュエル(Jewel)で時間をつぶすことができます。でも荷物があると移動が大変。荷物を預ける場所や方法とラウンジの情報を見ていきましょう。
アーリーチェックイン
ジュエルの中に、アーリーチェックインと荷物を預ける場所があります。1階のエレベータホールE付近にあります。すべての航空会社が対応しているわけではありませんが、対応していたら荷物を預けて身軽に買い物や食事を楽しめます。
現在対応している会社はこちらです。
対応する会社は随時変わることがあるので、公式サイトから確認して行かれることをお勧めします。
Departure early check-in (changiairport.com)
エアアジアやスクートなどのLCCが対応している一方で、JALやANAが対応していないのが残念です。パンデミック以前はJALの場合、空港内にあるプレミアチェックインラウンジ(Premier Check-in Lounge)、アーリーチェックインラウンジ(Early Check-in Lounge)を利用して早めに荷物を預けて制限エリア内に入ることができましたが、2023年11月現在こちらも利用できなくなっています。
では、対応していない航空会社の場合は、どうしたら良いでしょう?
荷物預かり所
空港内もしくはジュエルの中にある荷物預かり所に荷物を預けることができます。こちらもアーリーチェックインのすぐ近く、1階のエレベータホールE付近にあります。
料金は大きさによって変わります。
機内持ち込みできるスーツケースで10ドル、1,000円くらい、預け入れのスーツケースで15ドル、1,500円くらいです。1日預けるならお得ですが、数時間だとあまりコスパは良くないかもしれません。
買い物を長時間しないのであれば、荷物を持ち歩いて、残った時間はラウンジでチェックインまでの時間を過ごすということもできます。
チャンギラウンジ Changi Lounge
プライオリティパスで利用できるラウンジです。こちらの場所も1階のエレベータホールE付近にあります。チェックイン、荷物、ラウンジと3つの便利なスポットが一箇所に集中しています。
プライオリティでは、3時間利用することができます。営業時間は午前6時から午後10時までです。WIFIスピードも、動画視聴していてもストレスなく使用できます。
こちらがラウンジ入口です。入口手前の左側にカウンターがありますが、そのカウンターはラウンジの受付ではありません。ラウンジの受付は中に入って右側にあります。
受付時に、このカードを渡されます。
食事とビールを1回のみ、オーダーできます。また、シャワーを使用したい時には、受付時に予約をします。時間とROOMナンバーを書かれるので、時間になったら該当するシャワー室に行きましょう。
この3つがセットになったラウンジのプランは通常50シンガポールドル+税金なので、プライオリティパスで利用する場合、かなりお得に利用できることが分かります。
食事のメニューはこちらです。
- ベジタリアンサモサ
- 飲茶プレート
- シンガポールラクサ
- トムヤムヌードル
- ビーフラザニア
- チリクラブとマントウ(パン)
私はシンガポールらしくチリクラブとマントウを頼んでみました。
本格的なチリクラブの味がして、満足できました。
ビールはタイガービールをいただきました。缶ビールとグラスを渡してくれます。
オーダーするもの以外にも、少しのスナック類と、ジュース、コーヒー、お茶を自由に取ることができます。
ラウンジの空間は、主にダイニングゾーンとソファーゾーンに分かれています。それほど広くはありませんが、人数がそれほど多くなかったので、混雑している印象は受けませんでした。
シャワー室も綺麗に清掃されており、水圧、広さ、すべて満足できるものでした。
他にも、会議室と、ナップルーム(仮眠室)を追加料金を支払って使用する事ができます。
全体的に満足できるラウンジですが、トイレがラウンジの中に無いのが不便でした。(シャワー室にはあるが、シャワー利用者以外は入れない)
トイレに行く場合は、一度ラウンジを出て、左に行き、エレベーターホールの突き当りまで行かないといけません。
チャンギ空港でのJALのアーリーチェックイン
現在JALでは空港内、ジュエル内すべてでアーリーチェックインを受け付けていません。それで、3時間前にならないと空港内のカウンターが開きません。
それでも、WEBチェックインしてあるので、荷物だけ預けることができれば、早くに制限エリア内に入って買い物やラウンジを楽しむことができます。
それで、往生際悪く何とか荷物だけでも預ける方法はないか、空港のチェックインカウンターまで行ってみました。まだ搭乗4時間前くらいでしたが、何と自動チェックイン機が動いています。荷物自動預け機械も作動しているようでした。
実際にチェックイン機を操作してみると、荷物のタグが印刷されて出てきました。
でも、、、荷物を預けることはできず、スタッフに確認するとカウンターが開く時間まで、機会でも荷物を預けることはできないとのこと、結局カウンターで荷物を預けることになりました。
JALを利用予定で預け荷物がある場合は、搭乗3時間前までは何もできないので、それまでジュエルで時間をつぶしましょう。
まとめ
ジュエルのChangi Loungeは、搭乗前の時間つぶしや、軽い食事とシャワーにちょうどよい。
日本の航空会社にも、アーリーチェックインに早く対応してほしいと願います。